オズへ続く道

いろいろ

仮面浪人の合格後に必要な諸手続きについて

仮面浪人に特有な諸々の手続きについて軽く書きます。

ただ1年も前のことで不正確な部分や足りていない箇所も多分にありますし、大学によっても色々違いますので、シラバスや大学のホームページをみたり、自分でも仮面先と進学先の学務に確認したりしてください。

 

一応筆者の経歴を述べておくと

国立理系(岐阜大,工学)→国立理系(名古屋大,理学)

です。

 

 

1.退学手続き

仮面先の所属学部(学科)の学務に行き、退学手続き担当の職員に自分が他大学を受験し合格したこと、そちらへ進学するために退学したいことを伝えて手続きに必要な書類を貰いましょう。

書き方は学務の人が教えてくれると思います。

その書類に教務委員の教授、または自分の担当教員の承認が必要な場合はその教授にも先ほどと同様のことを伝え面談のアポを取りましょう。

また、保護者の同意が必要なため親御さんには仮面浪人していたことを話しておきましょう。

 

僕の仮面先の大学の場合、書類に書く内容は

  • 退学理由
  • 保護者の同意
  • 担当教員(と教務委員)の同意
  • 奨学金の有無、学費免除の有無

でした。

最後の項目については僕はどちらもなかったので詳しくはわからないのですが、それぞれ手続きが必要なはずなので学務の人に確認してください。

 

 

2.二重在籍を避けるための行動

入学先の入試課に自分が現在他大に在籍していることを伝え、二重在籍を避けるために何をすればいいか確認しましょう。

おそらく退学証明書の提出を求められると思います。

退学証明書をすぐに貰える場合はいいのですが、3月中に貰えない場合、あるいは自分の退学が承認される教授会が4月以降の場合もあると思います。

その場合は仮面先と進学先の両方と相談して折衷案を出してもらいましょう。

僕の場合は仮面先の学務に「この学生はすでに退学願を提出し、現在退学手続き中である」ことを証明する書類(意味不明)を作ってもらい、それを進学先の入試課に提出しました。

またこういった書類で手続きを進めてもらった場合、入学後に退学証明書が正式に出されたら改めて提出にいきましょう。

 

退学が間に合わないと除名されるかも😱という不安を煽るようなサイトが多くありますが両方の大学にちゃんと連絡をしておけば大丈夫です。

僕の場合も退学が承認されたのは4月の教授会で退学証明書をもらったのは5月半ばでした。

学務にお願いして退学も3月31日付けにしてもらえたので、仮面先の前期分の学費が余計にかかるということもなかったです。

 

 

 

 

ここまでが絶対にやらないといけないことです。

ここから下はやらなくても入学できないということはないですが、まあやっておくべきことです。

 

3.諸々の解約や脱退

具体的には生協、同窓会、保険などです。

(大学や人によっては他にもあるかもしれませんので自分で確認してみてください)

 

生協の脱退や共済の解約については、各大学の生協に電話なり窓口なりで解約したいことを伝えればどうすればいいか教えてもらえると思います。

具体的な手続きは忘れました。バカなので。

 

また同窓会と理系学部が入るような保険についてですが、僕は面倒くさくて解約してないので解約方法は知らないです。₍₍╰ (´Ꙩωꙩ `)ว ⁾⁾アゎ~

契約した時の書類探し出して調べるなり電話してみるなりしましょう!(丸投げ)

 

 

4.単位認定

入学先の学部(学科)の学務に確認してみるのが1番確実ですが、概ね

  • 仮面先での成績原簿
  • 申請する科目のシラバス 
  • 退学証明書(または2.で使用したそれに準ずる書類)

が必要です。

退学手続きと並行してあらかじめ準備しておきましょう。

教養科目,語学,体育系科目,微積,線形,電磁気くらいなら多分通ります。

 

ただ大学が違う場合はもちろんのこと、同じ大学でも学部学科でかなり認定基準が違うようです。

僕の入学先の理学部では単位数を大きくするような申請は通らなかった(仮面先の中国語1の単位数が1で進学先の中国語1の単位数が1.5だったため認定できないと言われた)のですが、同じ大学の工学部に入学した友人は単位数が大きくなる申請で通っていました。

また同じ年に同じ大学で仮面して、同じ大学の同じ学部に入学した人たちがいる(意味不明)のですが、学科によって認定基準が違うために、ほぼ同じ講義なのに片方は認定が出たのにもう片方は認定出ない、ということがあったみたいです。

その辺も含めて学務に聞けば教えてもらえると思うので確認してみてください。

 

単位認定の注意点として、締め切りが結構早いので気をつけましょう。僕の場合は入学式より前でした。

ただ結果が出るのは遅いと6月だったりするので履修登録は普通にやった方がいいです。

 

 

 

ここまでがやっておくべきことです。

ここから先は手続きとか関係ないどうでもいいことです。駄文です。

5.その他

・学生証を確保する

全くもってやる必要はないのですが、思い出として学生証を取っておけばよかったと言っている友人もいるので書きます。

基本的に学生証は卒業または退学する時に返還しろと書いてあるはずなので返還を避ける方法を紹介します。

 

①紛失したことにして学生証を再発行してもらい、再発行してもらった学生証を返還する。

完璧な方法です。

学務としても確かに返還されているので手元にある学生証について追求されることもないですし。

欠点としては時間がかかること。合格発表からでは間に合いそうにないことです。

 

②そもそも返還しない。

僕はこっちです。

直接返してねとも言われませんでしたし、そもそも無くして再発行してもらえるのであれば無くしてしまったことにすれば通るでしょう。(さっきの①はなんだったんでしょうか)

 

・仮面先の友人に仮面浪人をカミングアウトする

仮面浪人を終えてからわかったのですが、思ったより移籍後も仮面先の人と仲の良い人は多いです。

せっかく作った人間関係を無に帰してしまうのはもったい無いと思う人には合格後からでもちゃんと伝えておくのがいいです。

 

・過度な所属大学への批判は避ける

ツイッターに入り浸ってる人向けです。

仮面先では不本意入学が多かったりで大学disしてもそれが受け入れられる土壌があった人もいると思いますが、進学先でも同じとは限りません。

所属大学が大好きで非常にプライドの高い人がいる(特に前期試験しかないような大学)、ということを意識していないと半分自虐のつもりが炎上したりします。(そういう友人がいました)

炎上してみたい人以外は気をつけてください。

 

 

 

他にも下宿の引き払いや退寮手続き等もある人もいるでしょうが、僕が経験していないので書けないというのと、そもそもそれらの手続きは普通に親などに聞けば知っていると思うのでここでは書きません。

 

 

以上になります。

それでは、よい大学生活を。